2025年のスタートはやはり ザ・シンフォニーホールから

あけましておめでとうございます。

STUDIO1812は2025年のスタートは大阪ザ・シンフォニーホールでの出張レコーディングからのスタートとなりました。

1月3日・8日9日と3公演録音してきました。

3日に関しては日帰り、でしたので機材の設置や撤収が大変でした。

従来の吊りマイクだけの録音と変わってソリスト様にマイクを立てるという方式をとりましたので、舞台内に、8chのマルチケーブルをはわすという工程が増えました。

その分演者様には高音質な音源をご提供できます。

今回も96kHz24Bitという ハイレゾ レコーディングを試みました。

ホール全体の音を丸ごと拾ってきました。

コンサートがバレエとオペラがメインでしたので、美しいバレリーナさんも多数登場しておりました。

現場ではモニター卓を持ち込みますが、実際にスタジオに戻ると本番同様のリアルタイムでのマスター製作を始めます。

実機と言いますが、実際の録音を思い出しながら、一人一人の演奏をスタジオで再現していくわけです。

そのため、基本的にDAWは使用しません。

録音機もハードディスクを使用する録音機を持ち込みます。

そして、一度PCへデータを取り込んだ後に再びハードディスクにノイズや修正した音源を戻し、実機でのミックスをします。

とても複雑かつシンプルなアナログ的な方法でミックスダウンし、ミックスダウンが終わると、PCでマスタリング作業を行います。

3公演分のミックスはとても大変な作業ですがやりがいのある作業です。

今年もいいスタートを切らせていただきました。

このブログをお読みの皆様、スタジオ1812をよろしくお願いいたします。