2024年11月30日開催の 刈谷市総合文化センター アイリス 大ホールにて行われました、New Wind Orchestra 指揮 恩師である吉見光三先生、客演で外囿祥一朗さん(ユーフォニアム)の定期演奏会の収録をしてまいりました。
全日より仕込みに入り、写真にあります様なぐちゃぐちゃな配線ですが、配線ミスをすることもなく配線出来ました。
とても複雑に見えるかもしれませんが、こちらは殆どがバックアップ録音です。
やはり、録音は録れていなかった、録音中に録音が止まってしまった、等様々なケースがあります。
それを防ぐため、色々な工夫を施し、少々機材が多くとも気にせず同等の録音ができるように3台体制で録音しておりました。
今回のセッティングですが
吊りマイクにはホールのDPA4006と 宇都宮泰先生作のBAROm1マイクとZOOM H1を吊り込み致しました。
三点吊りマイクの高さや奥行きは自分でセッティング出来るようにリモコンを借りてやっておりました。
アンビエントには無指向性のマイクを舞台上に2本立て左右の定位感を出すように味付けしました。
また今回は外囿先生のソロ録音にはAKG414を双指向性モードで収録したため、ユーフォニアムの音がピンポイントで当たっているかのようなほど、大音量のブラスのオケの音が被らず収録出来たことに驚いております。
更にビデオまで収録してほしいとのことで、11月4日に収録に行った時と同じように開場前からビデオをマイクの下に持ってきて録音録画をスタートさせスティックで頭の印を入れ、終演来客撤収後にまたスティックで印を入れ後から同期でビデオに音声を合わせます。
この様な形でビデオは収録します。
今回は次につなげる実験的なレコーディングでもあり、96Khz24Bitというハイレゾ録音を行い、ホール内で鳴っている音を漏らすこと収録してきました。